2023-08-15 / 最終更新日時 : 2023-08-15 kazeuma 告知 永瀬清子生家で「作品作りワークショップ」 永瀬清子生家で「作品作りワークショップ」 岡山県赤磐市松木の永瀬清子生家にて、締め切り直前の作品作りワークショップを開催します。2023年9月17日 13時30分~15時30分。参加無料で申し込みも不要です。(会場への入 […]
2023-08-12 / 最終更新日時 : 2024-02-06 kazeuma 清子の詩 「昔の詩」 その頃はまだ時がうんとあると思っていたので自分が必死でつくったうすっぺらな雑誌もそれほど大事にはしなかった。若年はそれほど時間の意味を思わず時の鬼の皮肉さを知らずいつのまにかどこかへ散逸してしまったどこかでうっかりめぐり […]
2023-08-09 / 最終更新日時 : 2023-08-09 kazeuma 清子の詩 「石炭と思って」 / 石炭と思って燃していたものは命であった。靴と思ってふんだものは血のつづく蹠(あなうら)であった。指を切って畝に蒔き心臓をきざんで家畜に与えた。風が樹々の竜骨を喬く揚げる時彼等と共に夜じゅう巨浪をのりこえた。あすの朝こ […]
2023-08-04 / 最終更新日時 : 2024-02-06 kazeuma 清子の詩 「一番やさしい天使」 一番やさしい掌をもつ天使は「忘却」の天使である。一番立派な眸をもつ天使は「創造」の天使である。 続永瀬清子詩集 第七章 糸針抄